こんにちは!りょうです。
DHL×FedEx徹底比較をしていきたいと思います。
以前からFedEx最強説がありますが
もちろん最強です!
でもやり方次第でもっと最強になります。
FedExとDHLとは
FedExやDHLとは国際宅急便と呼ばれるもので海外に書類や荷物を届けるサービスです。
別名クーリエともいいます。
どちらも自社の飛行機を持っているためコロナウイルスの影響を殆ど受けていません。
そして配送スピードが驚くほど速いです。
ですが日本郵便と違い関税トラブルが多いのが欠点です。
FedExが最強だけど…
FedEx BtoC割引
FedExが最強なのは契約時に月間の発送数次第でBtoC割引を受けるができます。
この割引を受ければ格安の送料になります。
その中でも下記のようにランク分けされているようです。
①BtoC割引のみ
②BtoC割引+個人宅手数料無料
③BtoC割引+個人宅手数料無料+ヨーロッパ遠隔地手数料無料
発送数の基準を超えていれば殆どは③になる可能性が高いと思います。
そうならない場合として自分の地域が遠隔地だったりすると手数料無料にして、その分をどこかで調整されている方もいるようです。
実際に①や②の方がいることも確認しました。
送料比較
下記がFedExのBtoC割引を適用した送料とDHLのebay割引を適用した送料を比較したときに重量ごとにどちらが安いかを比較しました。
(2020年8月4週現在 緊急事態割増金及びサーチャージ含む)

上記のとおりFedExが圧倒的です!
重い商品だとその差はかなり開きます。
DHLの送料が安い部分
FedEx一択と言いたいところですが需要のある重量帯である1.0以上~2.0以下の送料はDHLが安いです。その差は結構あります。
仮にFedExでその重量帯で100個出荷すると外注さんを2~3人程度雇えてしまうぐらい差が出てしまいます。
それとオーストラリアなどのオセアニアの地域の差がかなり大きく、その他の国もDHLが安いところがあります。
下記がその国になります。

その他の料金や手数料の概要

個人宅手数料
自宅や事業を行うホームオフィスなどに指定したときにかかる手数料です(1件350円)
DHLにはありません。
遠隔地手数料
海外のFedExやDHLの営業所から遠方のエリアに必要になります。
手数料はFedExが2710円、DHLが2600円必要になります。
それぞれ遠隔地の設定が違うのでFedExが遠隔地でもDHLも同じ遠隔地とは限らないです。またDHLもFedExもアメリカには遠隔地はありません。
そしてヨーロッパの遠隔地が無料になるのはFedExだけです。これはかなり大きいことです。
また自分の住所が遠隔地の場合があります。この場合同じように遠隔地手数料が毎回必要になります。でも、交渉次第でなんとか無料にしてもらえた方もいらっしゃるようで、出荷数があれば交渉材料になると思います。
緊急事態一時割増金
こちらはコロナウィルス感染拡大に伴う、一時的な割増金になります。
FedExは下記のようになります。
(2020年8月10日以降適用レート)
※上記全てを除いた地域向けのkg/20円は6kgから適用されます。
5.5kg以下は一律110円になります。
例 5kg:110円、5.5kg:110円、6kg:120円、6.5kg:130円、7kg:140円
DHLは下記になります。
(2020年8月24日以降適用レート)
DHLは一律はありません。すべてkgあたりの料金です。
例 アメリカ宛 0.5kg:10円、1kg:20円、1.5kg:30円
燃油サーチャージ
DHLは1ヵ月ごと、FedExは1週間ごとに変更されます。こちらに関してはほとんど差はありません。一時的にFedExが圧倒的に安かったですが今後どうなるかはわかりません。
下記のURLでそれぞれ確認しましょう。
特にFedExは1週間ごとに更新されるので定期的に確認することをお勧めします。
FedEx燃油サーチャージ
https://www.fedex.com/ja-jp/shipping/surcharges.html
DHL燃油サーチャージ
https://www.dhl.co.jp/exp-ja/express/shipping/shipping_advice/express_fuel_surcharge.html
その他の手数料もありますが、一番重要な手数料だけを紹介しました。詳細はそれぞれの下記の公式サイトをご覧ください。
FedEx手数料
https://www.fedex.com/content/dam/fedex/international/rates/fedex-rates-sur-ja-jp-2020.pdf
DHL手数料
https://pegasus-group.com/wp/wp-content/themes/pge/common/download/commission_list.pdf
梱包材の種類
FedExもDHLも契約していれば社名の入った梱包材を無料で提供してもらえます。
もちろん、自分の梱包材も使用出来ますがコストがかかり、補償も受けにくくなるので注意しましょう。(FedExやDHLは基本的に容積重量での算定になります)
FedEx 梱包材

※ダンボールの10kg、25kgは絶対に使わないようにしましょう。割引料金が適用されません。高額の送料を請求されます。
FedExは公式サイトに載ってない梱包材が3つあります。全てが大きいサイズで使いにくいが、大きいものを扱っている方ならいいと思います。カスタマーサービスからしか注文できません。
FedExの白色の梱包材はすべて実重量で算定されます。小さめの梱包材しかありませんが、結構使いやすいです。
中でもFedExのエンベロープの送料は最安になりますのでこれに入るものはガンガン送りましょう。
DHL 梱包材

DHLの方が梱包材は豊富にありますが、その中でもDHLフライヤーが最強です!フライヤー袋に入るものは全て実重量で計算されます。ダンボールで梱包したものをフライヤー袋の中に入れて送ります。多少ギリギリで入っても、しっかり実重量で算定されていました。
FedExにも同等のエキストララージパックというものがあります。でもこちらには袋に入っても大きさに制限があるので、それを超えると容積重量で算定されてしまいます。
また、バッテリーが含まれるものも送ることが出来ません。
まとめ
この記事を全て読んでどう思われましたか?
FedExもDHLもそれぞれ欠点があります。
どちらか選ぶわけではなくどっちも使い分けていく方が大きな利益を残せるということです。1個の送料差が微小でも塵も積もれば山となるです!!
①重量帯や国によって送料の差が大きい
②遠隔地の設定がそれぞれ違うため遠隔地を少なくできる
③梱包材に違いがあり、それぞれいい部分だけを使い分けれる
④クーリエのどちらかが使用不可になった場合のリスクヘッジになる
送料は利益を出すには欠かせない重要な要素です。これらを適当に考えると、その損失は計り知れないと思います。